2006/09/07

 

 

                    okuharima                               

       秋のお酒のご案内

 

 

                                                                                                                       

        

      

 

             

             

                とにかく暑くて暑くてたまらなかった今年の夏!、皆様はいかがお過ごしになられたでしょうか?

             連日安富では都会から涼を求めてたくさんの人が訪れ、BBQやキャンプなどを楽しむ行楽客でにぎわいました。

                                良い夏の思い出はできましたでしょうか?

 

                           9月に入り山里の安富では朝夕がめっきり涼しくなりました。

                        水田の稲穂もたわわにに実り、うっすらと葉が黄色く色づいてきました。

                            そろそろ秋のお酒をご案内をする時期が来たようです。

           今日は日本酒の秋を直前にひかえ、より楽しい酒を飲んでいただける二つの酒をご紹介させていただきたいと思います。

 

   

   okuharima   秋酒 第一章

    「山廃純米ひやおろし」

       9月20日発売開始

 

酒は春に新酒を搾ると火入れという作業をおこないます。65度前後に加温することにより、発酵の停止と出来上がった酒の品質を長期にわたって維持するため低温殺菌(保存料や防腐剤を使うことなく)を行うのです。

火入された酒はすぐに大桶で貯蔵され、ひと夏ゆっくりと蔵の中で寝かされます。気温の上昇とともに厚い土壁で囲まれた酒蔵の室温は徐々に上がってゆき、それにあわせて春先うまれたばかりのフレシュで若々しかった新酒はぐんと熟成が進んで味わいが大きく変化するのです。やがて秋を迎えた頃には旨みとまろやかさが乗った五味のバランスのとれた旨酒に成長します。

その変化は人間の成長に似ています。子供が思春期を迎えて様々な経験を通して、少しずつ大人へと成長し、やがて人格と個性の形成された青年へと成長してゆくように。

通常は秋の瓶詰め時にその後の品質を保つため2回目の火入れをするのですが、ひやおろしはこの工程をふみません。せっかく熟成した風味を損なわないよう生詰めといってタンクからそのまま酒を詰めて出荷するのです。

その昔、貯蔵用の大桶から「冷や」のまま酒を「移(おろ)して」樽詰めしたことから「ひやおろし」と呼ばれ、味覚の秋にあわせた季節の酒の楽しみとして広く受け入れられてきました。

今年のひやおろしはしっかりした酸みと後味にさっぱり感があるタイプにしあがっています。定番ですが油ののった秋刀魚に大根おろしと醤油にあわせていただければ、油の後口を程よくきってくれるようなお酒です。

味覚の秋は食欲の秋でもあります。旬の食材とコクのある山廃ひやおろしが夏バテ気味の体を元気にしてくれます。

          (ご希望により火入のしていない本生タイプもご用意いたしております。)

 

 

 

  

    

       

 

 

   

    

       

 

 

 

    

   

 

         

       okuharima  秋酒  第二章

 

     山廃純米   白影泉  山田55

     山廃純米   白影泉  雄町65

 

            10月中旬発売開始

 

 

             奥播磨の第一章には実はまだ続きがあります。

弊社では「ひやおろし」はまだ青年であると考えます。人間の顔は二十歳までは自分の親にもらった顔、二十歳をすぎると自分の歩いて行く道が顔に出るといわれます。酒も良い原料米を使えばそこそこに良い酒はできますが、より長い熟成を経ることでその酒にしかない味わいが現れてきます。ちょうど人間が四十、五十と歳を重ねるごとに人生の深みが増すように。

酒ももちろん歳をとるごとに老いてゆきますが、それ以上に味のある魅力が出てくるものです。今回ご紹介する白影泉シリーズはひと夏越しのお酒をさらにあえてもうひと夏熟成させたお酒です。2年間15度に保った部屋で蔵内よりもより穏やかに中温長期熟成をはかり、時が育む無限の可能性を追求した一品です。

酒の本当の味の極みとは、良い原料米選び、しっかりとした造り、そして熟成に尽きると考えます。

秋口に各社からたくさんの「ひやおろし」が発売されますが、秋の深まりにあわせてより一歩踏み込んだ酒の魅力の世界を皆様にお届けできればと思います。ぜひご期待下さい!

 

 

       〜 燗酒のちょこっと話 〜

 

 

 
   

   
 
 
 

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